大阪万博「イタリア館」の魅力とは？注目の展示・グルメ・建築デザインを紹介

2025年の大阪・関西万博でひときわ注目を集める「イタリア館」。

そのテーマは「アートは人生を再生する（Art Regenerates Life）」。

長い歴史を持つイタリアが掲げるこのメッセージには、芸術の力が人々の心を癒やし、未来をつくる原動力になるという想いが込められています。

館内では、ダ・ヴィンチやカラヴァッジョの作品展示、本格イタリアンが味わえるレストラン「Eataly」、そして波をモチーフにした印象的な建築デザインなど、五感で楽しめるコンテンツが満載。

この記事では、そんなイタリア館の魅力を余すことなくご紹介します。

＼グルメやイベント情報も満載！／

大阪万博「イタリア館」とは？テーマとコンセプトをチェック

2025年の大阪・関西万博に出展される「イタリア館」は、芸術と人間の再生をテーマに据えた、知的かつ感性に訴えるパビリオンです。

その公式テーマは 「アートは人生を再生する（Art Regenerates Life）」。

これは、芸術の力が社会や人間の心にどれほど深く働きかけ、未来を切り開く鍵となるかを表現したメッセージです。

イタリアが誇る歴史、文化、美術、食、デザインのすべてが融合された空間で、訪れる人々に“生きる力”と“インスピレーション”を届けてくれる場所。

それがイタリア館です。

大阪・関西万博
イタリア館
すごい美術品ばっかりでよかった。
一発目これは子供にはきつかったからめちゃくちゃ不機嫌に…大人は楽しめたけどミスった pic.twitter.com/RVcRxJvW3d

— コースケ (@kousuke6820) May 6, 2025

テーマ「アートは人生を再生する」とは？

「アートは人生を再生する」というテーマには、単なる作品鑑賞にとどまらず、芸術が私たちの感情や価値観に働きかけ、癒しや創造力、社会とのつながりを再生する力があるという信念が込められています。

パンデミックや社会変動を経た現代において、芸術は“心の免疫力”とも言える存在。

イタリア館では、芸術の本質的な力を体験できるよう、建築・展示・体験を通してこのテーマを体現しています。

建築の特徴

イタリアパビリオンの建築はここがすごい！

大阪・関西万博2025に登場するイタリア館は、まるで芸術作品のような建物。

その設計を手がけたのは、イタリアの建築家マリオ・クチネッラ。

テーマ「アートは人生を再生する」にふさわしく、細部までこだわりが詰まった空間です。

「理想都市」を現代風にアレンジ

ルネサンス時代に描かれた「理想都市（Città Ideale）」の考え方をベースに、現代的に再構成。

建物の中には、イタリアらしい劇場（テアトロ）・広場（ピアッツァ）・列柱廊（ポルティコ）・庭園（ジャルディーノ）などが再現されていて、まるでイタリアの町を歩いているような感覚に。

サステナブルな素材でエコにも配慮

イタリア館は見た目だけじゃなく“中身”もスマート！

建物には再生素材や自然光を活かした設計が取り入れられていて、環境にもやさしいつくり。

「未来の建築ってこういうことかも！」と思わせてくれる設計です。

屋上には癒しの庭園も！

建物の上には、迷路のような屋上ガーデンが広がっています。

ここでは、ちょっとした休憩や写真撮影にもぴったり。

さらに、その庭園に面したレストラン「Eataly」では、イタリア各地のグルメを堪能できます。

アートと自然と食のトリプル体験！

見逃せない！注目の展示＆体験コンテンツを紹介

2025年の大阪・関西万博で注目を集める「イタリア館」は、テーマ「アートは人生を再生する（Art Regenerates Life）」のもと、芸術、建築、食文化が融合した体験型パビリオンです。

ここでは、見逃せない展示や体験コンテンツを詳しくご紹介します。

没入型シアターで感じる「演劇の未来」

イタリア館の第一幕は、イタリアの演劇遺産をテーマにした没入型シアターです。

観客は視覚、聴覚、触覚を刺激する多感覚的な空間で、現実と仮想の境界が曖昧になる体験をします。

観客自身が俳優となり、未来のシナリオを体験することで、芸術の力を再認識できます。

ルネサンスの「理想都市」を現代に再現

第二幕では、15世紀の絵画に描かれた「理想都市（La Città Ideale）」の概念を現代的に再解釈。

人間、自然、持続可能性を中心に据えた未来の都市像を、テクノロジーと職人技の融合で表現しています。

展示エリアでは、テクノロジーとエネルギー、食と環境、製造業とデザイン、芸術と建築など、多様なテーマに特化したワークショップが開催されます。

屋上庭園で味わうイタリアの自然と美食

最終幕は、屋上に広がるイタリア式庭園。

古典的な迷宮を現代的にアレンジしたこの庭園は、自然と人工のバランスを体験できる癒しの空間です。

また、庭園に面したレストラン「Eataly」では、イタリア各地の郷土料理やワインを楽しむことができます。

貴重な芸術作品の展示

イタリア館では、以下のような貴重な芸術作品が展示されています：

• ファルネーゼのアトラス：紀元2世紀の大理石彫刻で、日本初公開。
• カラヴァッジョの『キリストの埋葬』：バチカン市国のバチカンパビリオン内で展示。

これらの作品は、イタリアの芸術と文化の深さを体感できる貴重な機会です。

多彩なライブパフォーマンス

毎日午後6時からは、円形劇場にてオペラやオーケストラの演奏、サステナブル素材を使用したファッションショーなど、多彩なライブパフォーマンスが開催されます。

これらのイベントは、イタリアの芸術と創造性を肌で感じることができる貴重な体験です。

イタリア館で味わえるグルメ！本格ピッツァやジェラートも登場？

2025年の大阪・関西万博で注目を集める「イタリア館」は、芸術、建築、食文化が融合した体験型パビリオンです。

その中でも、イタリア各地の本格的な料理を楽しめるレストラン「Eataly（イータリー）」は、多くの来場者から高い評価を受けています。

ここでは、イタリア館で味わえる注目のグルメをご紹介します。

本格ナポリ風ピッツァ

イタリア館の目玉の一つは、薪窯で焼き上げる本格ナポリ風ピッツァです。

特に「マルゲリータ」は、イタリア産の小麦粉を使用した手作り生地に、トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルをトッピングし、高温の薪窯で焼き上げています。

外はパリッと、中はもちもちの食感が特徴です。価格は2,390円（税込）です。

トマトソースのスパゲッティ「SPAGHETTO EATALY」

濃厚なトマトソースとアルデンテに茹で上げたスパゲッティが絶妙に絡み合う一品です。

シンプルながらも素材の旨味を引き出した味わいで、幅広い年代に人気です。価格は2,290円（税込）です。

黒毛和牛のタリアータ

トスカーナ地方の名物料理「タリアータ」を、日本産の黒毛和牛でアレンジ。

外は香ばしく、中はジューシーに焼き上げられた薄切りステーキに、バルサミコソースやルッコラを添えて提供されます。価格は4,490円（税込）です。

カフェ＆ジェラート「Caffe’&Gelato Italia by IIACJ」

イタリア館併設の公式カフェ「Caffe’&Gelato Italia by IIACJ」では、イタリアの食文化をお手軽に楽しめるメニューが揃っています。

ジェラート（ダブル880円/トリプル1,100円）やアフォガート（800円）、エスプレッソ（450円）など、本場の味を堪能できます。

アマレーナと塩オリーブオイルのジェラート。置いているフレーバーは日によってすこし違うときがあります。ピザ屋やドーナツ屋などの列と入り乱れてるのでご注意を。

イタリア館
大阪・関西万博#EXPO2025 pic.twitter.com/GexlmNtryj

— 万博グルメ (@geregere2025) April 30, 2025

場所はどこ？イタリア館の位置とアクセス方法をチェック

大阪・関西万博2025に出展される「イタリア館」は、展示内容やグルメだけでなく、訪れやすさもポイントのひとつです。

ここでは、イタリア館が会場内のどこにあるのか、そしてアクセス方法について詳しくご紹介します。

イタリア館の場所は「セービングゾーン」エリア

イタリア館は、夢洲の万博会場内に設けられる「セービングゾーン」エリアに位置します。

このエリアには、ヨーロッパ諸国のパビリオンが多く集まり、まるで“ヨーロッパ横断旅行”をしているような感覚で楽しめるのが魅力です。

隣接する国には、ベルギー館やオランダ館、ブルガリア館なども並び、欧州文化の多様性に触れられる散策ルートとしてもおすすめです。

会場内での行き方・目印は？

会場入口からイタリア館までは、徒歩でおおよそ10〜15分程度の距離。

道中には各国のパビリオンが連なっているので、楽しみながらアクセスできます。

目印としては：

• 赤白の曲線が印象的な建築外観（建築家マリオ・クチネッラ氏デザイン）
• イタリア国旗カラー（緑・白・赤）を使ったサイン
• ピサの斜塔やダ・ヴィンチをモチーフにした装飾

などが目に入りやすく、迷わず到着できるはずです。

会場までのアクセス方法もチェック！

万博会場のある夢洲（ゆめしま）へは、公共交通機関でのアクセスが基本になります。

主なアクセス手段：大阪メトロ中央線「夢洲駅（仮称）」直結
　→ 会場ゲートまで徒歩すぐ
シャトルバス・直行バス運行あり（梅田・なんば・新大阪などから）

また、万博期間中は、駅から各エリアへの移動支援カートや移動歩道も整備される予定ですので、歩きやすさも安心です。

イタリア館をより楽しむためのポイント＆回り方のコツ

大阪・関西万博2025の中でも高い人気が予想される「イタリア館」。芸術・科学・サステナビリティ・グルメと見どころ満載なだけに、「どう回るか」が満足度を左右するカギになります。

ここでは、イタリア館を効率よく、そしてより深く楽しむためのコツや観覧ポイントを紹介します！

1. おすすめの時間帯は「午前中」or「夕方」

イタリア館は人気が高く、昼前〜午後の時間帯は混雑のピークになることが予想されます。

快適に回るためには、以下の時間帯がおすすめです：

午前10:00〜11:30頃：混雑が始まる前にゆったり鑑賞できる
夕方16:00以降：グルメタイムに合わせてピッツァやジェラートを楽しみながら観覧

2. 効率よく回るなら「ゾーン別ルート」がおすすめ

イタリア館の内部は大きく3つのゾーンに分かれています：

1. アート・文化ゾーン（入口すぐ）
   　まずは美しい映像演出やインタラクティブ展示で、イタリアの歴史と芸術の世界へ。
   
2. 科学・テクノロジーゾーン（中央）
   　未来都市や宇宙、医療技術などの体験コンテンツが並びます。ARやVR展示は先に体験するのが◎。
   
3. サステナビリティゾーン（出口手前）
   　癒しの自然演出や、環境への取り組みを感じられる展示で締めくくり。

順路は一方通行になっている場合も多いので、流れに沿って自然に見ていくのがベストです。

3. フォトスポットは「入り口」「文化ゾーン」「外観」に集中！

インスタ映えや思い出の写真を撮るなら、以下のスポットを押さえておきましょう：

時間帯によっては撮影待ちが発生するので、早めの時間帯に撮影しておくのがおすすめです。

4. グルメは「見学の後」に立ち寄るのがスムーズ

館内の飲食スペースやテイクアウトブースは、出口付近に設置されることが多く、展示を楽しんだあとにピッツァやジェラートで一息つく流れがベスト。

特に午後はグルメエリアが混雑するため、早めの時間帯か、15時以降の空いてくる時間を狙いましょう。

5. 限定グッズは売り切れ前にチェック！

お土産や限定アイテムも要チェック！

展示ゾーンを出た後、売り場が設けられていることが多いですが、人気商品は午後には売り切れることも。

• 公式グッズは午前中〜昼過ぎに購入が安心
• イタリア製デザインの小物や食材も人気

限定グッズもチェック！お土産にぴったりのイタリアアイテム

2025年の大阪・関西万博で注目を集める「イタリア館」では、芸術と食文化が融合した体験型パビリオンとして、多彩な限定グッズが販売されています。

ここでは、イタリア館で手に入るお土産にぴったりのアイテムをご紹介します。

イタリア館公式キャラクター「イタリアちゃん」グッズ

イタリア館の公式キャラクター「イタリアちゃん」は、和装姿が特徴的な愛らしいキャラクターです。

会場では、イタリアちゃんをモチーフにしたぬいぐるみやキーホルダー、ステーショナリーなどが販売されています。

これらのグッズは、イタリア館限定での取り扱いとなっており、万博の思い出として最適です。

イタリアンデザインのキッチングッズ

イタリア館では、エスプレッソカップやオリーブオイルボトルなど、イタリアンデザインのキッチングッズも取り揃えています。

これらのアイテムは、イタリアの伝統的なデザインを取り入れたもので、日常使いにもぴったりです。

アートとコラボした限定アイテム

イタリア館のテーマ「アートは人生を再生する」にちなんで、イタリアの著名なアーティストとのコラボレーションアイテムも販売されています。

これらの限定アイテムは、芸術と実用性を兼ね備えたデザインで、特別なお土産として人気です。

まとめ

大阪・関西万博2025のイタリア館は、「アートは人生を再生する」というテーマのもと、芸術・建築・食文化が見事に融合した感動体験ができるパビリオンです。

レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチやルネサンスの理想都市を再現した建築空間、そして本格的なイタリア料理の数々は、まさに五感で味わう“現代の芸術”。

限定グッズやキャラクター「イタリアちゃん」のアイテムも、旅の思い出としてぜひ手に入れたいところです。

心を動かす展示とおいしいグルメ、洗練されたデザインに触れられるイタリア館。

万博を訪れるなら、必ず立ち寄りたい注目スポットのひとつです。

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