東京・江東区で毎年夏に開催される深川八幡祭りは、江戸三大祭のひとつとして知られ、迫力の水かけ神輿で多くの観客を魅了します。
特に2025年は「本祭」にあたり、数十基の神輿が一斉に繰り出す圧巻の「神輿連合渡御」が予定されており、大きな注目を集めています。
この記事では、深川八幡祭り2025の開催日程や会場の場所、アクセス方法に加えて、見逃せない見どころや観覧のコツまでをわかりやすくご紹介します。
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深川八幡祭り2025とは?江戸三大祭のひとつを紹介
深川八幡祭り(正式名称:富岡八幡宮例祭)は、東京都江東区の「富岡八幡宮」で開催される、歴史と迫力に満ちた伝統祭りです。
神田祭・山王祭と並ぶ「江戸三大祭」のひとつとしても知られ、その荘厳かつ豪快な雰囲気は多くの人々を魅了してきました。
約400年の歴史を誇る伝統行事
深川八幡祭りの起源は、江戸時代初期の寛永年間(1627年頃)にまで遡ります。
当初は水運の安全と五穀豊穣を祈る祭礼として始まり、徳川将軍家からも厚い信仰を受けてきました。
現在では地元の人々だけでなく、国内外から多くの観光客が訪れる一大イベントへと成長しています。
見どころは「神輿連合渡御」と「水かけ」
深川八幡祭り最大の特徴といえば、「神輿(みこし)」と「水かけ」です。
とくに本祭の年に行われる「神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)」は、50基以上の神輿が一斉に町を練り歩く壮観な行事で、沿道からは観客がバケツやホースで水をかける「水かけ祭り」として知られています。
担ぎ手たちの勇ましい掛け声と、水しぶきが舞う迫力ある風景は、まさに“江戸の粋”を体現する夏の風物詩です。
2025年は「本祭」の年!
深川八幡祭りは3年ごとに本祭が開催され、2025年はその本祭の年にあたります。
例年よりも規模が大きく、多くの神輿が渡御し、より盛大に開催されることが予想されます。
神輿好き・祭り好きには絶対に見逃せない年となるでしょう。
深川八幡祭り2025の日程はいつ?開催スケジュールをチェック
深川八幡祭り2025年の開催日程は、8月中旬の3日間で、なかでも本祭(神輿渡御のクライマックス)は8月17日(日)に「二の宮神輿渡御」として執り行われます。
これは3年に一度の本祭であり、例年以上に盛り上がること必至です。
開催日程
2025年の深川八幡祭りは、下記のとおり実施されます(※出典:深川WEB公式サイト)。
- 8月15日(金)~16日(土):前夜祭/町内神輿のお祓い・宵宮(よいみや)行事
- 8月17日(日):二の宮神輿渡御(本祭)
- 8月18日(月)~19日(火):後祭/境内神事・各町会の神輿神事
日付 | 行事内容 |
---|---|
8月15日(金) | 宵宮:町内神輿のお祓い、安全祈願、屋台出店開始 |
8月16日(土) | 宵宮2日目:境内神事、各町会の神輿試し担ぎ |
8月17日(日) | 本祭「二の宮神輿渡御」:川を渡る「水かけ神輿」や神輿連合渡御が大迫力で展開 |
8月18日(月) | 後祭:境内での奉納神事、町内神輿の戻り神事 |
8月19日(火) | 後祭2日目:神社本殿での例祭、祭礼の締めくくり |
本祭・「二の宮神輿渡御」の見どころ
- 8月17日(日)9:00頃~21:00頃の間、二の宮神輿約50基が富岡八幡宮を出発し、深川一帯を練り歩きます。
- 川を渡る際には担ぎ手や沿道の観客が一斉に水をかけ合い、「水かけ祭り」としても知られる圧巻のシーンが見られます。
- 観覧ポイントは、富岡八幡宮前のほか、永代橋周辺、深川一丁目・二丁目の交差点付近が特におすすめです。
前祭・後祭の概要
前祭(8月15日~16日)
- 町会ごとの神輿お祓いが行われ、安全祈願とともに各町会の神輿試し担ぎが見られます。
- 境内では獅子舞や山車(だし)の奉納もあるため、神輿本番前の雰囲気を楽しむことができます。
後祭(8月18日~19日)
- 本祭の興奮が落ち着いた翌日以降は、各町会の神輿が富岡八幡宮へ戻る「戻り神事」が中心です。
- 境内では例祭(れいさい)の奉納行事が続き、子供神輿や太鼓演奏なども催されます。
正式スケジュールは公式発表を要チェック
「二の宮神輿渡御」当日の詳しいタイムスケジュールや神輿通過ルート、交通規制情報などは、富岡八幡宮公式サイトや深川WEB公式サイトで発表されます。
訪れる前には、開催日の数週間前から情報をこまめに確認し、混雑予想や見どころポイントを事前に押さえておくと◎です。
会場の場所はどこ?開催エリアを地図で確認
深川八幡祭り2025の主な会場は、東京都江東区にある富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)とその周辺一帯です。
神輿渡御や屋台、神事などの行事は、深川地域全体を巻き込んで行われるため、広いエリアでにぎわいを見せます。
メイン会場:富岡八幡宮
祭りの中心となるのが、江東区富岡に位置する「富岡八幡宮」。
ここは江戸時代から続く深川の総鎮守であり、神輿の発進・帰還の場として最も重要なスポットです。
住所:〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目20-3
最寄り駅:東京メトロ東西線「門前仲町駅」1番出口より徒歩3分
境内では、神輿のお祓いや奉納演奏、屋台の出店も行われるため、初めて訪れる方はまずここを目指しましょう。
神輿渡御のルートエリア
2025年の本祭では、「二の宮神輿渡御」が富岡八幡宮を出発し、以下のようなエリアを練り歩くと見られます(例年のルートより予測):
- 門前仲町駅周辺(永代通り沿い)
- 深川一丁目・二丁目周辺
- 永代橋〜清澄通り付近
- 佐賀町・福住・古石場エリア
- 富岡八幡宮への帰還ルート
※正確なルートと時間帯は公式発表をご確認ください。
地図で見る開催エリア
富岡八幡宮
門前仲町駅周辺(永代通り沿い)
永代橋
駅から会場までのアクセスも良好
最寄り駅である「門前仲町駅」1番出口から富岡八幡宮までは徒歩3分とアクセス抜群。
また、大江戸線や都バスを使えば清澄白河駅や木場駅からも訪れやすく、公共交通機関での来場がスムーズです。
アクセス方法は?最寄り駅と交通規制情報
深川八幡祭り2025の会場である富岡八幡宮へは、都内からのアクセスが非常に便利です。
開催日には多くの来場者で混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
ここでは最寄り駅情報と、注意すべき交通規制について詳しく解説します。
最寄り駅からのアクセス
深川八幡祭りのメイン会場「富岡八幡宮」へは、以下の駅からのアクセスが便利です。
駅名 | 利用路線 | 徒歩時間 | 備考 |
---|---|---|---|
門前仲町駅 | 東京メトロ東西線・都営大江戸線 | 徒歩3分 | 最寄り駅。1番出口が便利 |
木場駅 | 東京メトロ東西線 | 徒歩10分 | 混雑時の代替ルートにもおすすめ |
清澄白河駅 | 都営大江戸線・半蔵門線 | 徒歩15分 | 神輿ルート周辺まで歩いて見学も可 |

門前仲町駅から徒歩でのアクセスが最短ですが、本祭当日は混雑するため、周辺駅で下車して少し歩くのも混雑回避のコツです。
バスを利用する場合
都営バスや江東区コミュニティバス「しおかぜ」なども利用可能ですが、当日は交通規制による遅延やルート変更の可能性があります。
バスの利用は避け、なるべく鉄道を選ぶのが無難です。
交通規制情報(予定)
深川八幡祭り本祭(2025年8月17日)には、神輿渡御のルート周辺で大規模な交通規制が実施されます。
- 規制予定日時: 2025年8月17日(日)午前8:00〜午後8:00ごろ
- 対象エリア: 永代通り、清澄通り、葛西橋通り、富岡八幡宮周辺の道路
- 内容: 一部道路の車両通行止め・歩行者専用通行・バス迂回など
※正式な交通規制の範囲と時間帯は、開催1〜2週間前に深川WEB公式サイトや江東区役所サイトで発表される予定です。
車や自転車での来場は避けて!
祭り当日は周辺に駐車場がほぼ利用できず、交通規制で通行不可の道路も多数。
また自転車の放置も禁止されており、警備員の指導や撤去対象となることもあります。



アクセスは「公共交通機関+徒歩」がベスト!混雑時間帯を避けて移動を。
見逃せない!深川八幡祭りの注目ポイント
深川八幡祭りは、江戸の粋と勇ましさが融合した東京屈指の伝統行事。
特に2025年は「本祭」にあたり、数年に一度の大規模な神輿渡御が行われるため、見どころ満載です。
ここでは、来場前にぜひ押さえておきたい注目ポイントをご紹介します。
最大の見どころ!「神輿連合渡御」と水かけの迫力
深川八幡祭りといえば、なんといっても「神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)」。
2025年は8月17日(日)に開催され、地域の町会から集まった約50基以上の神輿が一斉に町中を練り歩きます。
最大の特徴は、沿道の観客が担ぎ手にバケツやホースで水をかける“水かけ祭り”であること。
夏の暑さを吹き飛ばす水しぶきと、担ぎ手たちの威勢の良い掛け声が響き渡り、祭りは一気にクライマックスへ!
観覧のコツ:
永代橋や富岡八幡宮前の通りは特に人気の観覧スポット。早めの場所取りがおすすめです。
宵宮・後祭にも注目!境内での神事や演出も魅力
本祭以外にも、前夜祭(宵宮)や後祭の日には、境内での伝統的な神事や奉納演奏、舞踊などが行われます。
太鼓の演奏、獅子舞、神楽など、静かながらも格式ある伝統芸能が体感できるのも深川八幡祭りならでは。



日中だけでなく、夕方〜夜の境内も幻想的な雰囲気に包まれ、写真映えも抜群です。
ご当地グルメが楽しめる屋台エリアも!
祭り期間中は、富岡八幡宮周辺や永代通り沿いに数多くの屋台が並び、地元ならではのグルメが楽しめます。
深川めし風のアレンジ丼、あさりの串焼き、冷やし甘酒など、江戸下町らしい味が勢ぞろい!
もちろん、定番のたこ焼き・焼きそば・かき氷なども豊富に揃っており、家族連れでもグルメ目当てでも十分に楽しめる内容です。
撮影・SNS映えスポットもたくさん!
神輿渡御の迫力ある写真や、担ぎ手の一体感、浴衣姿の人々、水しぶきの瞬間など、まさに“フォトジェニックな夏祭り”。
スマホでもプロ顔負けの一枚が撮れるスポットが多く、InstagramなどSNSにアップする人も多数。
おすすめ撮影場所:
- 永代橋から神輿が川を渡るシーン
- 富岡八幡宮鳥居前の出発・帰還の様子
- 夕暮れ時の境内に灯る提灯と人の流れ
2025年は本祭の年!今しか見られない規模感に注目
深川八幡祭りは、3年に1度の「本祭」の年が最も大規模で豪華です。
2025年はまさにその本祭にあたり、神輿の数も、行事の規模も段違い。
この機会を逃すと次は2028年。
今年こそ、深川の夏を体感する絶好のチャンスですよ!
まとめ
深川八幡祭り2025は、3年に一度の本祭という特別な年。
迫力満点の神輿連合渡御や名物の水かけシーン、歴史ある神事や地元グルメが集まる屋台など、まさに江戸文化を今に伝える夏の一大イベントです。
2025年の本祭は8月17日(日)に開催予定。
会場の「富岡八幡宮」周辺では、前後の日程も含めて様々な催しが行われ、地域全体が祭り一色に染まります。
アクセスや交通規制、混雑情報を事前に確認しておけば、初めての方でも安心して楽しめます。
ぜひこの夏は、深川八幡祭りで“江戸の粋”と“下町の熱気”を肌で感じる1日を体験してみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
\富岡八幡宮まで徒歩5分/



お祭り会場は激しく混雑するため1駅離れた宿の方がおすすめです
\永代橋まで徒歩約10分/

