博多祇園山笠は夏の博多で開催される有名なお祭りです。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている博多祇園山笠には毎年多くの観光客が訪れますよ。
特に混雑するのはお祭り最終日でもある7月15日。
最終日に行われる追い山の熱気と迫力は見るものを魅了します。
この記事では、博多祇園山笠2025はどんな祭りなのか、歴史、追い山とは何か、女性や子どもは参加できるかについて調べます。
博多祇園山笠とは？その歴史と文化的背景
博多祇園山笠とは何か、その歴史と文化的背景は疫病退散のお祭りであるという説が濃厚のようで重要無形民俗文化財にも認定されています。
博多祇園山笠とは博多の櫛田神社に山笠と呼ばれる作り山を奉納するお祭りのことです。
毎年7月1日から15日に行われているようですよ。
そんな博多祇園山笠の起源は諸説あるといわれています。
その中でも疫病退散のために施餓鬼棚に乗り祈祷水をまいたのが始まりだという説が濃厚であるといわれているようですよ。
鎌倉時代の博多では疫病が流行していたんだとか。
たくさんの人々の苦しみを何とかできないか?疫病退散の意味を込めてはじめられたのが博多祇園山笠なんです。
博多おさんぽ
— milumo (@Milumopan) February 11, 2025
聖福寺
櫛田神社
おたふくさんがあーーん(^○^)
くぐってきた
博多祇園山笠、すごいねっ pic.twitter.com/G5eoXBYiLe
現在では博多の歴史を語るうえで欠かせないお祭りで重要無形民俗文化財にも認定されています。
歴史の流れとともに形を変えながらも昔の人々の想いや願いをしっかりと受け継いでいるお祭りなんですね。
追い山とは？その意味と見どころ
博多祇園山笠の追い山とはなんなのか、その意味と見どころを紹介します。
追い山の概要
博多祇園山笠の追い山とは、福岡市博多地区で開催される祭り最終日のイベントで約1トンの舁き山笠が博多の街を力強く駆け抜ける行事のことです。
博多祇園山笠の1番の見どころとなるのが追い山です。
追い山はお祭りの最終日である7月15日に開催されますよ。
舁き手たちが「オイサ！」の掛け声とともに走り、約5キロのコースを約30分で勢いよく駆け抜けるのが追い山。
とてつもない迫力と熱気であふれる追い山を一目みようと国内外から多くの観光客が訪れますよ。
女性や子どもは参加できるのか？
博多祇園山笠に女性や子どもは参加できるのかを調べてみます。
参加資格と役割
博多祇園山笠の参加資格と役割は、女性は参加することができず山笠を担ぐ人々や飾り山笠を制作する職人さん、祭りの運営に携わるボランティアがそれぞれの役割を果たしています。
博多祇園山笠の参加資格には、女性と喪中の人は参加することができないことになっています。
また神事の間は参加している男性達は、女性と接触することができないといった決まりもあるんです。
しかし、子供については小学4年生までの女の子であれば、参加することが可能となっているようですね。
このように男性のみが勇ましく参加することで伝統を守りながら開催されている博多祇園山笠だからこそ、魅力のあるものとなっているんです。
また博多祇園山笠を開催するにあたり、舁き手である山笠を担ぐ人々や飾り山笠を作る職人さん、祭りの運営等に携わるボランティアがそれぞれの役割を果たしています。
地域の人々はもちろんそれを陰ながら支えるのは、女性であったりお年寄りであることもあるのではないでしょうか。
祭りを楽しむための準備と注意点
博多祇園山笠の祭りを楽しむための準備と注意点を紹介します。
服装と持ち物
博多祇園山笠の服装と持ち物は、動きやすく暑さ対策ができる脱ぎ気のしやすい服装と帽子やタオル、レインコートと水分は必須となりますよ。
博多祇園山笠の開催は7月で真夏です。
近年では温暖化の影響から夏場はかなりの高温となる日が続きます。
それに加えて博多祇園山笠の熱気もプラスされるため、熱中症には十分な注意が必要となりますよ。
服装は着脱がしやすい薄手のはおりを1枚準備しておきます。
スカートよりもパンツスタイルにスニーカーの方が動きやすく安心ですよ。
また絶対に必要なのは直射日光から頭を守る帽子です。
天気の急変に備えてレインコートも事前に準備し、絶対に忘れないで下さいね。
ちなみに博多祇園山笠では傘を広げての見物は周りの見物客の迷惑となるとともに参加者と接触する可能性もあり危険なため不可となっています。
傘を使うのは行きと帰りだけにして下さいね。
その他にも汗や飛んできた水分をふき取るタオルを数枚、水分や塩分が補給できる飴等も準備しておきましょう。
バスの間から見える
— 松交@ワイパー (@nnr43shinaisen) September 11, 2024
博多祇園山笠一番山大黒天 pic.twitter.com/ImmBWi1lDd
まとめ
博多祇園山笠2025はどんな祭りなのか、歴史、追い山とは何か、女性や子どもは参加できるかについてまとめてみました。
- 博多祇園山笠とは何か、その歴史と文化的背景：
疫病退散のお祭りであるという説が濃厚
重要無形民俗文化財にも認定されてる - 博多祇園山笠の追い山とは：
祭り最終日のイベントで約1トンの舁き山笠が博多の街を力強く駆け抜ける行事のこと - 博多祇園山笠の参加資格と役割：
女性は参加することができない
山笠を担ぐ人々や飾り山笠を制作する職人さん、祭りの運営に携わるボランティアがそれぞれの役割を果たしている - 博多祇園山笠の服装と持ち物：
動きやすく暑さ対策ができる脱ぎ気のしやすい服装
帽子やタオル、レインコートと水分は必須
多くの人々の力を借りながら歴史と伝統を守り受け継がれている博多祇園山笠。
祭り最終日にはたくさんの来場客が訪れるので準備を万全にし、全力でお祭りを楽しんで下さいね！
最後まで読んでくださりありがとうございました。
＼博多駅すぐ！櫛田神社まで徒歩10分／
