神田祭とは東京都千代田区の神田明神で行われる祭礼のことです。
山王祭と深川八幡祭と並んで江戸三大祭の一つとされているので、知っている方も多いはず。
毎年たくさんの来場者でにぎわう神田祭は約1週間近く行われるお祭りなので、見どころとポイントを抑えておくとより存分に楽しむことができますよ。
この記事では神田祭2025はどんなお祭りなのか、日程や場所と歴史や見どころについて調べます。
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神田祭2025の概要
神田祭2025の概要をまとめます。
神田祭とは?その魅力について
神田祭とは、2年に1度開催される日本三大祭りのひとつで本祭と陰祭があり、2025年は本祭の年に当たります。
神田祭では、神幸祭と神輿宮入が見どころとなっています。
都内中心部に大規模な交通規制を行い、お神輿や行列が続くお祭りで、全国各地からたくさんの観光客が訪れるほどとても人気がありますよ。
今年の開催期間は8日間となっていて、特に見どころとなるのは5月10日(土)の神幸祭と5月11日(日)の神輿宮入です。
神幸祭:
平安時代の装束で約500人ほどが町中を歩く行事。
神幸祭と同時に行われる附け祭は多種多彩な曳き物や仮装行列、踊り屋台が行われ毎回注目の的となる。
神輿宮入:
朝日が差し込むなかで一番神輿が威勢よく宮入り。
夕方まで200基もの各町会の神輿が次々と入ってくる。
氏子町会の神輿の迫力を体感することができる。
神幸祭と神輿宮入は外せない見どころとなりますよ。
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日程と場所
神田祭2025の日程と場所をまとめます。
2025年の神田祭の日程
2025年の神田祭の日程は、5月8日から5月15日の8日間になります。
では2025年の神田祭の日程を詳しく紹介します。
- 5月8日(木):鳳輦神輿遷座祭
- 5月9日(金):氏子町会神輿神霊入れ
- 5月10日(土):神幸祭(神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原巡行)
- 5月10日(土):附け祭
- 5月10日(土):神幸祭神輿宮入
- 5月11日(日):神輿宮入
- 5月14日(火):表千家家元奉仕献茶式
- 5月14日(火):明神能・幽玄の花(金剛流薪能)
- 5月15日(水):例大祭
土日の神幸祭と神輿宮入が納まって、世間では概ね神田祭は終わったという認識で町も普段の姿に戻ってますが・・・実は明日17日に斎行される「例大祭」が最重要神事であり、氏子の弥栄と日本の繁栄と平和を祈ります。これで神田祭は閉幕となります。17日までは軒花提灯や紙垂を残している町もあります。 pic.twitter.com/1gmYJOCWmc
— 月刊☆神田画報 (@kanda_gaho) May 16, 2023
様々な儀式が祭りの日程期間中に行われることになりますよ。
神田祭の開催場所:神田明神と周辺地域
神田祭の開催場所と神田明神と周辺地域は、東京都千代田区で開催され古書街や伝統的な食事処など江戸時代からの歴史的な見どころが多く存在します。
では神田祭の開催場所を詳しく紹介します。
神田祭の開催場所:
東京の神田明神
東京都千代田区外神田2丁目16-2
周辺には江戸時代からの歴史的な見どころも多くあります。
お茶の水周辺には大学や病院などが、神保町には古書街がありますよ。
須田町周辺には伝統的な食事処も多くあるので情緒ある雰囲気を楽しむことができます。
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神田祭の歴史
神田祭の歴史をまとめます。
神田祭の起源と歴史的背景は?
神田祭の起源と歴史的背景は、記録はほとんど残っていないものの徳川家康との深い関係があるようですよ。
神田祭の起源については記録がほとんど残っておらず詳細は不明です。
大祭として行われるようになったのは江戸時代以降のことのようですね。
おそらくですがかなりの歴史があることは間違いなさそうです。
江戸時代に徳川家康が関ヶ原の合戦において神田大明神に戦勝の祈祷を命じ神社では家康の命によって毎日祈祷を行っていました。
すると9月15日の祭礼の日に家康が合戦に勝利し天下統一を果たしました。
そのため神田祭は徳川家縁起の祭として以後盛大に執り行われることになったとの伝えがあるようですね。
祭りと歴史の深いかかわりと先人の知恵のすごさに感動するエピソードだと感じました。
神田神社(神田明神)。千代田区外神田。江戸総鎮守。今年は2019年に令和初の神田祭が行われて以来4年ぶりの神田祭が開催。5月中の御朱印は「神田祭御朱印」のみの授与。金の箔押し仕様でクリアファイル付き。神田祭は5月11日-17日。13日が神幸祭、13日14日が神輿宮入。楽しみ。#御朱印 #限定御朱印 pic.twitter.com/GyobQJ1MOj
— 御朱印・神社メモ (@jinjamemo) May 1, 2023
見どころとイベント
神田祭の見どころとイベントを紹介します。
神輿宮入の魅力とは
神田祭の神輿宮入の魅力は大小およそ200の神輿が神田明神を目指して練り歩く様と、各町会が誇りをかけて競うように神輿を担ぐ姿や沿道の観客と一体となり力強く神輿を担ぐ姿です。
神田祭の神輿宮入は大小およそ200もの神輿が神田明神を目指して練り歩きます。
この数だけでもビックリしますが、実際に祭りを目の当たりにしたら感動を覚える程の興奮を覚えることでしょう。
神輿宮入は朝早くから始まり神田や日本橋、大手町や秋葉原といった広範囲にわたるエリアで神輿が町を練り歩きますよ。
担ぎ手たちはみんな一斉に「わっしょい! わっしょい! 」という掛け声を上げて重い神輿を力強く担ぎます。
みているこちらも力が入ってしまいそうになりますね。
また神輿宮入の1番の見せ場は各町会が誇りをかけて競うように神輿を担ぐ姿ともいわれています。
特に神輿が街中を通る時には沿道のお客さんと一体となるため異様な熱気に包まれますよ。
そのため神田祭の神輿宮入が祭りの中で1番盛り上がるといわれています。
4年ぶりに復活した神田祭の神輿宮入 pic.twitter.com/kojl4xIZiC
— blue (@oasis12212) May 14, 2023
神輿の数
神田祭の神輿の数は、全部で200基です。
神田祭りに参加するのは東京都の108の氏子町にある神輿であるといわれています。
町会の人々と神輿が祭りの主役となる神田祭。
神輿の数は全部で200基です!!!
ものすごい数の神輿が担がれるなんて圧巻と感動間違いなしではないでしょうか。
江戸っ子たちの威勢のいい掛け声とともに朝から晩にかけて続々と神田明神に宮入する姿をぜひ観覧してみて下さいね。
特別なイベントやパフォーマンスについて
神田祭の特別なイベントやパフォーマンスは、附け祭や太鼓フェスティバル、限定グッズになります。
過去の神田祭の附け祭ではユニークな題材をもとに表現された屋台や曳き物、衣装などが特徴の行列が披露されていました。
例えばはなさかじいさんや浦島太郎などの子供が喜びそうな団体も。
多彩な曲芸と楽しいパフォーマンスがひときわ目を引いていたようですね。
また宮本公園の特設ステージで開催されていた太鼓フェスティバルでは、関東をはじめとする和太鼓集団が多数出演。
こちらも見どころの1つとなっていたようですよ。
さらには神田祭限定のグッズの販売も行われていました。
マグカップやポチ袋、扇子やTシャツ、タオル等身の回りの品や身に着けるものまで様々なアイテムを販売。
オンライン販売も行っていますので会場にいけなくても神田祭の雰囲気を味わうことができそうですね。
まとめ
神田祭2025はどんなお祭りなのかや、日程や場所と歴史や見どころについてのまとめです。
- 神田祭とは、2年に1度開催される日本三大祭りのひとつで神幸祭と神輿宮入が見どころ。
- 2025年の神田祭の日程:5月8日(木)~15日(水)
- 神田祭の開催場所:東京の神田明神(東京都千代田区外神田2丁目16-2)
- 神田祭の起源と歴史的背景:記録はほとんど残っていないものの徳川家康との深い関係がある。
- 神田祭の神輿宮入の魅力:大小およそ200の神輿が神田明神を目指して練り歩く様など
- 神田祭の神輿の数:全部で200基
- イベントやパフォーマンス:附け祭や太鼓フェスティバル、限定グッズなど
神田祭は圧巻の神輿を担ぐ姿と楽しいパフォーマンスを楽しむことができるお祭りです。
日程と開催内容を確認し見どころを把握することで存分に楽しむことができますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。