五山送り火はお盆の精霊を送る京都の伝統行事です。
京都の夏の風物詩としても有名でたくさんの観光客が訪れる五山送り火!
5つの山に様々な文字が浮かび上がる様は圧巻ですよ。
この記事では、五山送り火京都2025場所&いつからか、点火の順番や交通規制、見える場所を調べます。
五山送り火とは?
五山送り火について詳しくまとめますね。
行事の概要と歴史
五山送り火の行事の概要と歴史は、毎年8月16日に如意ヶ嶽などで行われるかがり火のことで盂蘭盆会や施餓鬼の行事として行われていたものといわれています。
五山送り火は、毎年8月16日に京都府京都市左京区にある如意ヶ嶽などで行われるかがり火のことです。
京都の名物行事としても有名で京都四大行事の一つにもなっています。
舞台となる山は以下の5つです。
- 京都市左京区浄土寺・如意ヶ嶽
- 京都市左京区松ヶ崎・西山及び東山
- 京都市北区西賀茂・船山
- 京都市北区大北山・大文字山
- 京都市右京区嵯峨鳥居本・曼荼羅山
それぞれの山で炎が上がりお精霊さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる儀式が五山送り火です。
『京都学』(75)
— K's Dee(ケイズ・ディー)🎸歌うロボット工学者・SSWで空想大学『京都観光文化大学』配信 (@Ks_Dee_info) January 25, 2025
『五山送り火』
京都の夏は祇園祭で始まり五山送り火で終わる。8月16日の夜京都の街を照らす火は盂蘭盆にお迎えしたご先祖様を無事にお送りする道しるべ。観光行事の山焼きではない。 pic.twitter.com/X3ZqpNcKid
歴史については平安時代や江戸時代なのではとあるものの、公式な記録がないため詳しいことは分かりません。
盂蘭盆会や施餓鬼の行事として行われていたものなのではないかともいわれています。
またもともと京都は過度の森林利用のせいで森林が少なかったんだとか。
このことから送り火という文化が産まれたのではないかという説もあるようですよ。
2025年の五山送り火の日程と場所
五山送り火の日程と場所を詳しく紹介します。
開催日程と時間
五山送り火の開催日程と時間は、まだ情報が解禁されていないため分かりません。
しかし五山送り火は毎年8月16日に開催されることが決まっています。
また点火時間については昨年の情報をもとに紹介します。
点火時間
- 大文字送り火 午後8時
- 松ケ崎妙法送り火 午後8時5分
- 船形万燈籠送り火 午後8時10分
- 左大文字送り火 午後8時15分
- 鳥居形松明送り火 午後8時20分
雨天や強風等の天候条件によって時間が多少前後する場合もあります。
各山とも点火から約30分間は火が灯される予定となっていますよ。
おそらくですが2025年も例年通りの流れになるのではないでしょうか。
#京都 #山
— ゆーび (@WkTiIDzVzqbFFEu) October 8, 2024
京都市にある『大文字山』です!
毎年、8月16日に「五山の送り火」が行われています。
お盆の時期に火が灯されて、とても神々しくなります。
また、この山にはかつて「如意ヶ嶽城」というお城が築かれたことでも知られています。 pic.twitter.com/h53uwv1AbU
場所とアクセス
五山送り火の場所とアクセスは、京都府京都市各所で京都駅が最寄り駅となります。
では五山送り火の場所とアクセスを詳しく紹介します。
場所:京都府京都市各所
アクセス:京都駅
五山送り火は京都の5つの山で行われます。
京都駅を利用して移動することでそれぞれの山の点火の様子をみることができますよ!
点火の順番
五山送り火の点火の順番を紹介します。
各山の点火時間
五山送り火の各山の点火時間は、まだ詳しい詳細は発表されていないものの毎年同じとなることが予想されます。
では例年の五山送り火の各山の点火時間を詳しく紹介します。
点火時間
- 大文字送り火 午後8時
- 松ケ崎妙法送り火 午後8時5分
- 船形万燈籠送り火 午後8時10分
- 左大文字送り火 午後8時15分
- 鳥居形松明送り火 午後8時20分
天候によって点火時間が多少変更となる場合もあるものの、おおよそ上記時間帯になると思われます。
五山送り火の見える場所
五山送り火の見える場所を紹介します。
おすすめの観覧スポット
五山送り火のおすすめの観覧スポットは、京都御苑や宝ケ池通交差点付近等となります。
では五山送り火のおすすめの観覧スポットを詳しく紹介します。
大文字送り火:京都御苑、出町橋付近
『京都の火』(1)
— K's Dee(ケイズ・ディー)歌うロボット工学者・SSWで空想大学『京都観光文化大学』配信 (@Ks_Dee_info) February 14, 2025
『大文字』
京都五山送り火で最初に浮かぶ「大」の文字。午後7時から山上の弘法大師堂で護摩木により灯明がともされ大文字寺の住職らにより般若心経があげられた後点火される。賀茂川堤防から見られる。 pic.twitter.com/xnroQe3POA
松ケ崎妙法送り火:宝ケ池通交差点付近
船形万燈籠送り火:上賀茂橋
自宅から見る左大文字と船形万燈籠の五山送り火。起源ははっきりしませんが、室町時代に足利義政が始めたとも。今年もご先祖様をお見送りすることができました。合掌 pic.twitter.com/SkAfVKm2EB
— 宗秀斎 (@sousyuusai_ar) August 16, 2023
左大文字送り火:船岡山、金閣寺付近
鳥居形松明送り火:広沢池、渡月橋付近
遍照寺の灯籠とともに観る送り火、鳥居形松明は3年ぶりでした
— 京見坂 (@junichiro__t) August 17, 2022
松やにを多く含んだ「じん」が使われる鳥居形松明、他の送り火に比べて色が濃いのが印象的であります
その曼荼羅山に煌々と照る姿、灯籠の揺らめきは直前の大雨が嘘のようで、送り出す人の心を表しているようでありました‥#五山送り火 pic.twitter.com/M3PLNupmuO
船岡山からですと比較的全容が見えやすいといった情報もありましたよ。
また京都駅や京都タワーからですとすべての点火が見えるみたいですね。
交通規制について
五山送り火の交通規制については、まだ情報がないため詳しいことは分かりません。
参考までに過去の五山送り火の交通規制について紹介します。
交通規制の場所:加茂街道や渡月橋周辺など
交通規制の時間:午後7〜9時
道路の混雑状況:京阪出町柳駅や北野白梅町交差点周辺が毎年混雑する
五山送り火の人手は約10万人ともいわれています。
やはり周辺道路の渋滞と混雑は避けることができません。
また交通規制の時間帯である午後7時〜9時は歩行者天国となる区間もありますので、車での来場は控えた方が安心かもしれませんね。
まとめ
五山送り火京都2025場所&日程、点火の順番、交通規制、見える場所のまとめです。
- 五山送り火の行事の概要と歴史
毎年8月16日に如意ヶ嶽などで行われる
盂蘭盆会や施餓鬼の行事として行われていたものなど様々な説がある - 五山送り火の開催日程と時間
毎年8月16日に開催
大文字送り火 :午後8時
松ケ崎妙法送り火:午後8時5分
船形万燈籠送り火:午後8時10分
左大文字送り火 :午後8時15分
鳥居形松明送り火:午後8時20分 - 五山送り火の場所とアクセス
場所:京都府京都市各所
アクセス:京都駅 - 五山送り火のおすすめの観覧スポット
大文字送り火 :京都御苑、出町橋付近
松ケ崎妙法送り火:宝ケ池通交差点付近
船形万燈籠送り火:上賀茂橋
左大文字送り火 :船岡山、金閣寺付近
鳥居形松明送り火:広沢池、渡月橋付近 - 五山送り火の交通規制
交通規制の場所:加茂街道や渡月橋周辺など
交通規制の時間:午後7〜9時
道路の混雑状況:京阪出町柳駅や北野白梅町交差点周辺が毎年混雑する
五山送り火は歩行者天国となる時間帯と点火時間には間違いなく混雑が予想されます。
公共交通機関を利用したり宿泊するなどして、余裕をもって行動したいところですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。