毎年7月25日に開催される天神祭奉納花火は、130万もの人々が訪れると言われています。
天神祭は、日本の三大祭のひとつ（京都の祇園祭や東京の神田祭）なので、他府県からの来場者も多く、毎回かなり混雑しています。
この記事では、天神祭奉納花火を少しでも混雑を避けて観るために穴場の場所を探してみました。
また梅田でみえるところ、大阪城では打ち上げ花火が見えるのか、そして花火が見えるホテルについても調査してみました。
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天神祭奉納花火2024
高層ビルが建ち並ぶ都会の真ん中で行われる花火大会なので、見え方としてはビルで遮られて花火全体が見られないところもあります。
奉納花火2024概要
天神祭は毎年、6月下旬吉日 ～ 7月25日の約1か月間が行われ、7月24日（宵宮）と25日（本宮）は賑わいます。
奉納花火は天神祭りのフィナーレとして25日のみ行われます。
駐車場は設けいていませんので、公共交通機関での来場がおすすめです。
▼桜ノ宮公園
桜ノ宮公園へは、
・JR大阪環状線「桜ノ宮」駅西口から桜ノ宮公園沿いを南へ徒歩2分
▼川崎公園
川崎公園へは
・京阪鉄道もしくは大阪市営地下鉄「天満橋」駅から徒歩5分
奉納花火は主に桜ノ宮公園から打ち上がりますよ
穴場の場所は？
例年130万人も訪れる奉納花火の会場で80分間花火を観るって、そこにいるだけでも大変なことだと思います。
会場から少し離れていてもできるだけ人混みは避けて花火を観たいので、穴場を探してみました。
桜ノ宮橋
桜ノ宮橋は国道1号線にあり、橋が北側と南側に分かれていて、それぞれ道路の外側に自転車も通れる歩道があります。
それぞれの橋はまるで電車が大きな川の上を走る鉄橋（銀橋）のようです。
北側は桜ノ宮公園から打ち上がる花火が大迫力で見えますが、花火会場に近い分、混雑はします。
しかし、川崎公園から打ち上がる花火は、橋で見えにくいです。
南側では、桜ノ宮公園から打ち上がる花火は、橋で花火が隠れてしまうため北側に比べると空いています。
しかし南側は川崎公園から上がる花火は見えます。
主に打ち上がるのは桜ノ宮公園なので、より近い北側の橋が混雑します
川崎橋東側
桜ノ宮公園から少し離れていますので、人混みを避けて見ることができます。
川崎橋は川崎公園へとつながっていますので、公園側に行けばトイレがあり安心です。
最寄駅は、JR東西線「大阪城北詰」駅3番出口です。
OAPタワー（大阪アメニティーパーク）周辺
OAPタワーは、桜ノ宮公園の打ち上げ場所のほぼ正面にあるタワーなのでよく見える分、大変人気の場所です。
シートを使っての場所取りはできないのと、芝生も立ち入り禁止となっています。
ここはかなり混雑しますので、早めに行って場所取りをした方が良いのと、仕掛け花火が見えにくいため、仕掛け花火を見たい方は他の場所を選んだ方が良いです。
藤田邸跡公園
打ち上げ花火と仕掛け花火の両方が見られます。
花火は良く見えるのに場所が限定されているためか、混み合わないので穴場の場所と言えるでしょう。
藤田邸跡公園内には、公衆トイレもあります。
最寄り駅は、JR東西線「大阪城北詰」駅3番出口直ぐです。
都島橋
会場から少し離れますので、他の橋と比較すると人は少ないです。
都島橋では、船渡御と花火の両方が見られると言いう意味では穴場スポットです。
遮るものはありませんので花火がきれいに見えます。
梅田や大阪城からは見える？
梅田と大阪城からの花火の見え方について、高層ビルで遮られないところはないかを調べてみました。
阪急32番街展望ロビー
阪急グランドビルの展望ロビーは無料で入ることができます。
27階～31階部分はレストランフロアで、30階のイタリアン「Sdinng（エスダイニング）」には、花火が楽しめる席があります。
花火が見える席は一部なので、早めに予約しておく必要があります。
いずれにしても花火が打ち上がる会場からは離れていますので、花火は見え方は小さめです。
梅田スカイビル空中庭園展望台
梅田スカイビルの40階にある空中庭園は、大阪の夜景を一望できる人気のデートスポットです。
とは言え、打ち上げ場所からは遠いので、花火は小さく見えます。
天気が良ければ夜景と花火が美しく見え、心に残る素敵な時間を過ごすことができるでしょう。
スカイビルには、カフェやレストラン、ラウンジ、ショップなどもありますので、花火だけではなく食事も楽しめますよ。
空中庭園は、奉納花火のほか、なにわ淀川花火大会も鑑賞できることで知られています。
大阪城
大阪城はかなり広いので、場所によっては見え方が変わります。
大阪城とのコラボ写真がお見事ですよね。
桜ノ宮公園と川崎公園の同時に花火が上がっているのが分かりますが、桜ノ宮公園の花火がとてもきれいに見えていますね。
天神祭奉納花火。
— Mitsuki Sotoma (@MitsukiSotoma_V) July 26, 2017
天神祭は、花火をよいとこで見るより、船に乗って楽しんだ人が勝ち組( 'ω')
大阪城 #天神祭 #花火 #osakacastle #fireworks pic.twitter.com/ytp6gGKnH3
大阪城の近くを流れる寝屋川の向こうの、JR東西線・学研都市線「大阪城北詰」駅付近から花火がよく見えるので、そこから見る人もいるようですがSNSで動画を観る限りは混雑している様子はなかったです。
恐らく穴場の場所で紹介した、藤田邸跡公園辺りだと思いますので、やはりそこが一番の穴場の場所になるのではないでしょうか。
意外と大きく見えていましたよ。
花火が見えるホテルは？
花火会場周辺は高層ビルが建ち並んでいますので、ビルに遮られるところが多いです。
その中でも花火が見えるホテルを探してみました。
帝国ホテル大阪
OAPタワーの北側にあり、打ち上げ場からほぼ正面に位置するホテルです。
ホテルの部屋から船渡御と花火の両方が鑑賞できる大変人気のホテルです。
JR大阪駅と帝国ホテル間を無料の送迎シャトルバスが運行しているため便利です。
ちなみに2024年7月25日は「空室なし」となっていました。
大阪リバーサイドホテル
JR大阪環状線「桜ノ宮」駅徒歩2分ほどのところに位置するホテルです。
駅から近いことと、花火が見える部屋があることで大変人気です。
ヒルトン大阪
花火会場からはやや遠いですが、高層階からですと花火が見えるお部屋があります。
予約の際には、天神祭奉納花火が見えるお部屋かを確認しておきましょう。
ホテルモントレ ラ・スール大阪
ホテルの部屋から花火が見えます。
ゴールデンウィークを過ぎたころより、天神祭限定プランが開始されるようです。
レストランやスパも充実しており、ゆっくりとくつろげます。
JR「大阪」駅「中央南口」および、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅 「南改札」より徒歩10分
桜ガーデンホテル
花火の打ち上げ場所まで徒歩2分の距離ですが、周囲に建物が多いため、部屋から花火を見ることができません。
例年、奉納花火の日は、屋上を開放してくれているとのことです。
まとめ
天神祭は毎年、7月24日～25日の2日間行われ、奉納花火は25日（最終日）のラストに開催されます。
奉納花火が行われる、川崎公園と桜ノ宮公園の近くに穴場はありますが、場所によっては激しく混雑しています（特にOAPタワー）。
人気のホテルはすでに満室となっているところもあります。
花火が見えるお部屋のご宿泊を希望される方は、少しでも選べるうちに予約することをおすすめします。
奉納花火は荒天中止となり順延はありませんので、ご理解の上、予約を行いましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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